今が「買い時」なんて聞いて、しかも「値引きします」といわれれば、たいていの人はとっさに購入を決めてしまうかもしれません。
しかしマンションを購入するにあたって、重要なポイントがあります。
それは「その物件に価値があるか」そして「売主が信用できるか」ということです。
マンションは購入して入居したら終わりではありません。むしろそこから先の生活の方が長いのです。
価格だけをみて安易に飛びつくのではなく、きちんとその価値を見極めてから「一生の買い物」をすることはとても重要です。
あなたは購入しようとするマンションに一生住み続けるつもりですか? そう考えていても、家を買う前に予想していなかった事態は誰にでも起こりうること。マンションの購入にあたっては、自らが住んで快適なだけでなく、更に売ったり貸したりする場合でも、高い価値を保ちやすいマンション選びをすることが大事となります。
高い価値を保ち続けられるマンションとはつまり、多くの人がそれを自分も欲しいと思うこと…。将来の売却値や賃貸家賃を大きく左右するマンションの「資産性」の3要素は立地・建物・管理。これらはモデルルームを見ただけでは分からないことが多くあります。立地、外観、住民によるコミュニティ…あなたの次に住もうとする人が魅力を感じやすい要素もしっかりと吟味する必要があるのではないでしょうか。
マンションを購入するうえで、「売主」や「管理会社」、「施工会社」が信頼できるかということも大きなポイント。
マンション購入意向者による意識調査※で「理想とするマンションのタイプ」のトップ3が「管理会社の信頼性」、「大手不動産会社が分譲」、「大手建設会社が施工」という結果も出ています。高い買い物だからこそ「信頼度」で選ぶことも重要かもしれません。
価値を維持できる=多くの人が欲しいと思うマンションは上記の要素を高い水準で兼ね備えています。価格やモデルルームなど目先のことで判断するのではなく、そのマンションが“いざ”という際に高い価値を保ち続けていられるか、という慎重な検討が今、必要なのではないでしょうか。