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interview My Style My Life 〜私らしい暮らし方〜
Vol.4スタイリスト梅原ひさ江さん

──スタイリストの仕事を始めて以来、
都心にある同じ街に住み続けているという梅原さん。
ファッションや文化の情報発信地であり、利便性がいいというのがその理由だそうです。

「もう30年くらい同じ街に住んでいるんですけど、いわゆる世間一般で言う『引越し』というものをしたのは1回だけなんですよね。引越しって大変じゃないですか(笑)! ただ、プチ引越しというのかしら…、同じマンション内での部屋の移動はしていました。最初に住んだのはワンルームだったんですけど、自分がステップアップする度に『今度はあの部屋に行こう』『次はこの部屋!』って、部屋も段々とランクアップしていきましたね。ひと通り住んで、さすがに飽きてきたので、今のマンションに引越しましたが、ここでも3回ぐらい部屋を替えています。しかも同じフロアで。別のタイプの部屋の人が引越したりすると、空いた部屋を見せてもらうんです(笑)」

──そんな梅原さんのマンション選びのポイントは、
「最悪の条件のときに部屋を見る」ことなのだとか。

「部屋を決めるときって間取りとか明るさとか、景色とか、いろいろ大事にしていることはありますけど、基本的には最悪な条件のとき…雨だったり、雪だったり、天候の悪い時などに部屋を見るようにしています。

天気や気候のいいときは、良く見えてあたりまえです! 
だからあえて最悪のときに部屋を見て、『これだったらまあいいかな』っていう基準で見ます。『これはちょっと…』と思うことがあったら、借りることはなかったですね。購入するときは、もっと慎重になって、四季を通して見ることも大切。春に引越す方って多いと思うのですが、春先にしか部屋を見ていないと、梅雨時になると実は湿気がひどい、夏は全然風が入らなくてすごく暑い…というようなことが出てくるかもしれないし。まあ、1年同じ部屋を見るって現実的には難しいけれど、同じマンション内ならもうすでに一定期間住んでいるからわかるでしょう。私は、気に入ったマンションで、まずは部屋を借りて住んでみたんです。マンション購入は人生の一大事ですから、目先の素晴らしさにごまかされず、住んだ後の快適な暮らしがイメージできることが大切だと思います」

PROFILE 【Hisae Umehara】

1949年生まれ、東京都出身。日本大学芸術学部演劇学科卒業後、スタイリスト・アシスタントを経て1972年独立。大地真央さん、加山雄三さん、小泉純一郎元総理などの有名人をはじめ、『美人百花』『ポップティーン』『家庭画報』といった雑誌、「日本沈没」2006年、「クロサギ」2008年などの映画や、「MR.BRAIN」(TBS系)2009年などのTVドラマ、CMなど幅広い分野で活躍中。また、パーソナルスタイリストや一般の方への個人的なファッションアドバイスも行なっている。オフィス梅原主宰。 著書「スタイリストの鉄則〜この人が語るからルールになる」(¥1,470 講談社刊)

梅原ひさ江邸間取り図
住まい選びの失敗を経験し、家を素敵な空間へと作り替えることに成功!

──マンション選びにも独自の視点をお持ちの梅原さん。スタイリストという仕事柄、インテリアにもこだわりがあるのでは?

「夢を与える仕事をしている人間としては、あまり生活感のある部屋だとそれが仕事にも影響してしまうと思うので、ライフスタイルもおしゃれであることと、自分が住んでいて居心地のいい、癒される空間であるよう心がけています。明るい白とかオフホワイトをベースにして、小物で差し色を入れたり、季節感を出したり。今は楽しいインテリア小物などもたくさんありますから、外出先でもチェックするようにしています。季節感を出すなら、やっぱりお花! 
生花ほど贅沢なものはないと思います。家に一輪でもお花があるだけで、すごく癒されますよね。あとは香りも重要です。お花と香りは絶やさないようにしていますね。季節感を楽しめると生活そのものが心豊かに楽しめると思います」

──中でも、一番のお気に入りはお風呂だそう。

「リラックスできて疲れが取れるお風呂のことは、『バスリビング』って言ってます(笑)。ヘッドスパやマッサージをして血液の循環を良くしたりして、1日働いた自分の身体をいたわっていますね。バスタイムに優雅な気持ちでリラックスできれば、ストレスも溜まりません。雑誌の企画でコーディネートを考えていると洋服が部屋中にあふれてすごい状態になるとき(笑)があるのですが、お風呂だけはキレイにしておきたいって思うんですよね。だってそこはお気に入りの、自分の空間だから」

──そんな梅原さんは、今お住まいのマンションで理事をされており、マンションの良さを改めて実感したと言います。

「理事をやっていて、今まで以上にマンションのまとまりが見えました。隣の部屋の人や管理員さんはもちろん、普段顔を合わせたことのない人とも、何か困ったことが起こるとみんなが一丸となって『大丈夫ですか』って声をかけ合い、助け合う姿勢があります。そういうコミュニティってすごく大切な事だと思いました。住むなら絶対マンション!と確信しています」

  • レースが施されているおしゃれなバスローブなど、こだわりグッズがいっぱいのバスルーム! 「気分はヨーロッパのホテルです。ここでお風呂につかりながら本を読んだり、お気に入りの音楽を聴いて、リラックスしています」

  • ポプリやキャンドル、ディフューザーなど、香りのグッズも充実。「メインの香りは、私の好きなラベンダーかな。喉にいいっていうユーカリのアロマを焚いたりすることもあります」

  • 「レース使いがおしゃれで、ヨーロピアンな感じがかわいい」というトイレマットは、スリッパ&ペーパーホルダーともお揃い!梅原さんお気に入りのバス小物専門ショップB.d.Oで購入。

  • 梅原さんのコーディネートが見られるのはこちらの雑誌! 『美人百花』ではモデルのリナが着こなす「美人服」、『ポップティーン』では人気モデルの舟山久美子さんをフューチャーした「ume.coのセレクト」という通販連載企画で活躍されています。
    http://galspop.jp/umeco/index.htm
    (携帯サイト)

  • 『スタイリストの鉄則〜この人が語るからルールになる〜』(¥1,470/講談社刊)
    梅原さん自身の体験を基にした、スタイリストになるためのノウハウが詰まった一冊! 一流と呼ばれる人の仕事とはどういうものなのか…、それを知るのにも役立つ一冊です。

  • お気に入りの景色。近代的なビルと抜けるような青空のコントラストが素敵!

※掲載の情報は、住友不動産建物サービスのマンション生活情報誌「ふれあい」70号(2011年6月発行)に掲載された記事を転載したものです。