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interview My Style My Life 〜私らしい暮らし方〜
Vol.8女優東ちづるさん人と人をつなぐ場所として

 東ちづるさんは、今年でご結婚されて9年め。現在お住まいの地域で、住み替えしながら3軒めのマンションです。セレブなイメージの場所なのですが、東さんによると、また違った魅力があるよう。
「昔から住んでいる方が多いので、下町みたいな感じもある。そういうところが居心地がいいんです」

 今のところに引っ越したきっかけをうかがってみると、「彼とは結婚する前も9年くらい、一緒に住んでいました。その頃から、私はボランティアでいろいろな活動をしていて、人が集まる場所にいつも悩んでいたんです。病気のために花が飾ってあるのがダメな患者さんやいろいろな方がいらっしゃるので。このマンションは、最初、広告を見て、二人で冷やかしの気分で見に行ったんです。240平米ぐらいあるので、『スタジオ?』って笑って、その時は買うつもりもなく帰りました。でも後から考えて、広いだけあって、あの家ならいろいろな可能性が広がるかなぁと思ったら、私が忘れられなくなってしまって。バイオリニストは高いバイオリンを買って、それがいい演奏につながったりするでしょ?
私もこの部屋に住んだら、何かが生まれそうな気がするって考えたんです」

 東さんは、テレビのお仕事の他にもプライベートでさまざまなボランティア活動をされています。今の家は、そういった骨髄バンクの啓蒙活動、ドイツ国際平和村への支援等の活動の拠点にもなっているようです。東さんは、昨年の東日本大震災の後も、被災地域の障がい者施設を支援するチャリティーアート展「よりそう」を各地で開催しています。
「いろいろな活動は、点と点で、それぞれ動いていたんですけれども、それらをつなげられる場になればいいなと思ったんです。異業種交流みたいな。実際、この家には、よく人が集まります。一番多い時で45人。毎回、私が料理も作ります。部屋のインテリアも、人が集まることを考えて選んでいます。だから、椅子もたくさんあるんですよ」

PROFILE 【Chizuru Azuma】

広島県尾道市因島出身。女優。ドラマ、情報番組、講演、執筆など幅広く活躍中。骨髄バンク、ドイツ平和村、障がい者アート活動支援など、長年ボランティア活動を続けている。テレビ朝日「モーニングバード」レギュラー出演中。近著に「らいふ」(講談社)など著書多数。

サプライズ好きのダンナさま

 ご主人とはインテリアの趣味が最初から合っていて、椅子等もお二人で選ばれるそう。「インテリアの趣味は8割くらいは合っているかな。ちょっと合わないところは、彼はとても革が好きな点。私が大切にしていた花柄のキャンバス地のソファを張り替える時も、彼の意見で革にしたんですよ。でも、1年くらいしたら、彼の方から、寝室にもっていこうかって。私は、『ね、そうでしょ? リビングに合わないよね』って思いました(笑)。

 彼はサプライズ好きで、私がロケなどで家を空けていて、帰ってくるとインテリアが変わっていることもあります。壁のレンガもそう。『暖炉は無理だから、レンガを貼りたいね』と前から言っていたんですが、2週間、私が留守にした時、レンガを張ってくれていたんです。カーテンが変わっていたり、家具の配置が変わっていたりすることもありました」

 家の中で、お気に入りはリビング。デンマーク製のシャンデリアを中心にコーディネートしています。原稿書きや絵を描くためのアトリエの部屋もあるのに、リビングで原稿を書くことが多いのだとか。
「子供の頃から、テレビのついている部屋で勉強してましたからね。今もテレビやラジオの音や庭に来るスズメの声、彼の気配を感じながら、宿題をする感じかな」と笑う東さん。今年のバレンタインデーにはご主人から、サプライズで限定品のシャンパンをプレゼントされたそう。ご夫婦で仲良く暮らされているご様子で、話を聞いている編集室も幸せな気持ちになれました。

1.ル・コルビジェのソファ。会社員時代に見て、ほしかったものを結婚後に購入 2.フォトフレームは、シルバーか木製が二人の好み
3.自閉症のアウトサイダーアーティストが東さんを描いた絵 4.44畳あるリビング。照明は間接照明とロウソクの灯りで

※掲載の情報は、住友不動産建物サービスのマンション生活情報誌「ふれあい」74号(2012年6月発行)に掲載された記事を転載したものです。