エレベーター運転中に、地震管制装置が地震の初期微動(P波)および主要動(S波)を感知すると、最寄階に速やかに停止。ドアを開けて、迅速な避難を促します。また、停電した際には停電時自動着床装置により、バッテリー電源で救出運転を行ない、最寄階に自動停止。さらに、天井の停電灯が瞬時に点灯しエレベーター内を照らすので、暗闇での不安も解消される他、停電時でもインターホンが使用できるので、外部との連絡も可能です。
※P波とは地震時の一次振動(プライマリーウェーブ)の略で、S波とは二次振動(セカンダリーウェーブ)の略です
「シティタワー福島」では、オートロック解錠の信号に応じて自動的に1階に降りてくるエスコート機能付エレベーターを2基設置。また2基の内1基は、17人乗の非常用大型エレベーターを採用しています。万一の災害時、例え停電になっても非常電源で消防隊の救出活動に利用できます。
高層住宅ならではの備えとして、災害・緊急時にヘリコプターによる救助活動が行えるよう、屋上にホバリングスペースを設けました。
11階以上の住戸には、熱を感知すると自動的に散水する、スプリンクラーを設置。連結送水管設備と合わせ、万が一火災が発生した場合、被害を最小限に抑えます。
万一の火災等により、窓ガラスが熱により割れた際、危険が少ないよう通常は網入りガラスを採用しガラスの飛散を防ぎますが、視界に網が入り、眺望の妨げになります。透明耐熱強化ガラスは、視界を妨げることがなく、熱にも強い構造になっています。万が一割れた際にも破片が丸く細かく砕け、危険性も極力抑えています。また、内側に飛散防止フィルムを貼ることにより割れたガラス破片の落下を防いでいます。
※LD(基本プランのみでメニュープランは除く)で防火戸の必要のある部分のみ使用しています。その他の居室の防火戸の必要な部分は網入りガラスとなります。
内廊下に消火器、エレベーターホールに屋内消火栓を設置。火災発生時の迅速な対応を促し、被害を最小限に抑えるための備えです。
停電時には屋外に設置してある自家発電装置により、連結送水管ポンプ及び非常用エレベーターに送電されます。
大きな地震が起きた時、万が一、玄関扉の枠が歪んでも、枠と扉の間に設けた隙間によって扉を開けることができるように建物変形対応ドアを採用。内廊下へ脱出しやすくなるよう配慮しました。
住戸内の各居室とキッチンには火災感知機が設けてあります。各居室では火災の急激な温度変化を感知した場合に、キッチンではIHクッキングヒーターをつけたままの状態が続き、キッチン内の温度が一定値以上に上昇した場合に、インターホン親機・子機の両方から警報が鳴り、非常事態を室内外に知らせます。同時に、危険信号が管理員室を経由して警備会社へ自動通報。迅速な避難や初期消火への対応を可能とします。(10階以下の住戸)
停電時に自動点灯するホーム保安灯を廊下に設けました。夜間は消灯時の足元を照らすフットライトとしても使用できる他、充電式バッテリーを内蔵しているので、取り外せば非常時の懐中電灯としても使えます。