トロッコ橋からハープ橋
皆様こんにちは。
今日は草加松原遊歩道沿いの綾瀬川に架かる「ハープ橋」のご紹介を致します。
ハープ橋は平成7年に架け替えられる以前は「トロッコ橋」と呼ばれていたのを
ご存じでしょうか。
当時の資料を探しに「草加市立歴史民俗資料館」を訪ねてきました。
2020年3月東武不動産撮影
今の「まつばら綾瀬川公園」に大きな煉瓦工場「大阪窯業株式会社東京工場」があり、
大正3年(1914年)から昭和39年(1964年)まで操業していました。
「草加市立歴史民俗資料館所蔵」
2020年3月東武不動産撮影
その耐酸用途の特殊煉瓦は、当時建造中だった東京駅や旧丸ビルにも用いられました。
工場から東武鉄道まで一直線に引き込み線が敷かれ、製造された赤煉瓦を運ぶため
トロッコ用の橋が架けられたのがハープ橋の前身になります。
引き込み線で運ばれた煉瓦は、今の獨協大学前駅の南側に設けられた「草加荷扱所」で
東武鉄道に積み込まれ東京方面に輸送されたそうです。
「湯屋処まつばら」のこの辺りが当時の「草加荷扱所」。
煉瓦の生産は大正7年頃にピークを迎え、東洋一を誇る松原団地の入居が始まって2年を
経た昭和39年(1964年)に、草加市の煉瓦工場はその役割を終えて閉鎖されました。
1973年(昭和48年)にはトロッコ軌道も廃止され、老朽化したトロッコ橋は、国際ハープ
フェスティバル開催地に因んで平成7年に「ハープ橋」に架け替えられています。
ハープ橋を渡る時には、トロッコ軌道が架けられていた賑やかな当時を思い描い
てみては如何でしょうか。
ハープ橋 草加市松江1-10 現地より約1720m徒歩22分
まつばら綾瀬川公園 草加市松江1-10 現地より約1720m徒歩22分
草加市立歴史民俗資料館 草加市住吉一丁目11番29号 現地より1900m24分
湯屋処まつばら 草加市栄町2-3-16 現地より約1180m徒歩15分
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