北海道神宮[徒歩5分/約350m]
円山の麓に鎮座する「北海道神宮」。その聖なる場所は、札幌市民だけではなく、北海道民の多くの人々に親しまれている。日本列島の北端に位置するこの大地は1869年(明治2年)に「北海道」と名付けられました。同じ年に明治天皇の詔により、北海道の開拓・発展の守護神として、大国魂神・大那牟遅神・少彦名神の開拓三神が祀られたことを起源とするのが北海道神宮です。現在の場所に社が鎮座したのは明治4年のことで当時は、「札幌神社」と名付けられました。そして、戦後の1964年(昭和39年)に現在に至る日本の基礎を築かれた明治天皇を増祀し、「北海道神宮」と改称しました。神宮を名のるのは天皇にゆかりのある神社のみで全国に24社しかありません。約18万uの境内には、清々しい雰囲気が広がり、桜の名所としても知られ、人々に親しまれています。
※掲載の航空写真は物件現地付近上空から撮影(2019年9月)したものに現地部分の光などCG合成・加工をしたものです。また、周辺環境は将来変わる場合があります。
「宮ケ丘」は、北海道神宮を中心とした地域が小さな丘であったことから、名付けられました。宮ケ丘アドレスは、限られた領域であり、北海道神宮と同じアドレスであることも、この地の名を高めてきたと言えるでしょう。宮の森と並ぶ高級住宅地として知られていますが、より駅に近い宮ケ丘に、利便性の高さがあります。
1869年(明治2年)、札幌に着任した島義勇判官は、まず円山の丘に上がって札幌一帯の地勢を見渡し、札幌の都市計画の構想を練ったとされます。これは、円山から東に「大通」を開き、創生川を南北に掘さくして、京都の町割りにならった碁盤目状の区画にするもので、1871年(明治4年)に構想は実現。その後、円山エリアには、街を守る鎮守の森が生まれ、まさに札幌の街づくりの原点としての役割を果たしていきました。