稲毛海岸歴史探訪【旧神谷伝兵衛稲毛別荘】
皆様こんにちは。
いつも当ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
シティテラス稲毛海岸の周辺を散策していたら素敵な洋館に出会いました。
【当社撮影】
千葉市民ギャラリー・いなげ内『旧神谷伝兵衛稲毛別荘』です。
【当社撮影】
シティテラス稲毛海岸現地より徒歩約17分です。
『旧神谷伝兵衛稲毛別荘』は浅草の神谷バーや茨城の牛久シャトーの創設者である日本のワイン王 神谷伝兵衛が大正7年(1918年)に建てた別荘です。
安政3年（1856年）、愛知県に生まれた神谷伝兵衛は幼い頃から酒造家になることを目指し学んでいきます。
伝兵衛は当時日本ではあまり馴染みが無かったワインづくりに興味を持ち、日本人でも飲みやすいワインの開発に心血を注いだそうです。
伝兵衛がつくったワイン「蜂印香竄葡萄酒」やブランデー「電氣ブラン」などは、今でも日本中の人に愛され飲まれています。
『旧神谷伝兵衛稲毛別荘』は国の登録有形文化財に指定されています。
千葉市内では最も古いコンクリート造りの建物で、当時流行したロマネスク様式風のデザインが施されています。
1階は洋間、2階は和室となっており、ぶどうをモチーフにした天井飾りなどワインを愛した神谷伝兵衛らしい室内意匠も見どころです。
【当社撮影】
庭園に旧神谷伝兵衛稲毛別荘を擁する『千葉市民ギャラリー・いなげ』では、定期的に地域の写真展や作品展など様々なイベントを開催しています。
【当社撮影】
この辺りは昭和初期まで海辺のリゾート、避暑地として多くの人々に親しまれていました。
『千葉市民ギャラリー・いなげ』には当時の稲毛の記憶が色濃く残っています。
休日には、歴史を訪ねて散歩してみるのもいいですね。
■旧神谷伝兵衛稲毛別荘(千葉市民ギャラリー・いなげ内）
電話番号 043-248-8723
住所 千葉市稲毛区稲毛1-8-35（千葉市民ギャラリー・いなげ内）
アクセス 京成稲毛駅から徒歩7分 JR稲毛駅から徒歩17分 国道14号下り車線沿い稲毛浅間神社前交差点より約300m
営業時間 9:00～17:15（入場は〜17:00）
定休日 月曜（祝日の場合は開館し、翌平日休館）、年末年始（12月29日〜1月3日）
料金 入場無料
駐車場 9台
URL https://galleryinage.jp/
※写真の掲載許可をいただいております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後も様々な情報を発信してまいります。
皆様のご来場をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。
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