松尾芭蕉がここで一句

2023年10月16日(月)

みなさま、こんにちは。

シティタワー名駅那古野のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

すっかり秋ですね。日中のさわやかな空気が大変気持ちが良いですが、朝晩は冷え込みが強まる日もありますので、みなさまご自愛ください。

さて、俳諧師・松尾芭蕉のゆかりの地が名古屋に多数あることは、みなさまご存知でしょうか。

芭蕉は伊賀国（現在の三重県伊賀市）の出身で、江戸から郷里へ帰る際、尾張国へ何度も立ち寄ったと言われています。

名古屋市内には芭蕉のゆかりの地がいくつもあり、句碑は２０か所以上ありますが、そのうちのひとつが名古屋市西区にあります。

法蔵寺（シティタワー名駅那古野より徒歩13分）

浅間町駅から徒歩3分にある法蔵寺は、真宗大谷派のお寺です。

門を入って左側に句碑と標石がありあます。

法蔵寺の標石

標石に「鴫塚（しぎづか）」と書かれており、芭蕉はここでこんな句を詠んでいます。

　”　刈跡や　早稲かたかたの　鴫の声　”　　「笈日記」より

稲刈りが終わった早稲田に、落穂を拾うため鴫がところどころに集まってきている様子を詠んだ句だそうです。

当時の秋の風景が浮かぶ一句ですね。

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法蔵寺（ほうぞうじ）

愛知県名古屋市西区新道1丁目19−36

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※掲載の写真はすべて当社撮影

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